1月の異称

各月の異称は結構ありますが、とくに1月を示す異称は多いです。
これらの異称は陰暦時代のものですので
現行の太陽暦での各月とは若干のずれがあります。


以下に一月の異称を示します。


・祝月(いわいづき)
・暮新月(くれしづき)
・早緑月(さみどりづき)
・初月(しょげつ・はつづき)
・新春(しんしゅん)
・太郎月(たろうづき)
・端月(たんげつ)
・子日月(ねのひづき)
・初春月(はつはるづき)
・睦月(むつき)
・孟春(もうしゅん)


こう並べてみますと、とても風情がありますね〜。。
ただ暮新月、早緑月、子日月などはあまり聞きませんね。


【春】という字が結構目に付きますが、
春のお彼岸へ向けてだんだん陽が伸びて、
徐々にですがお日様の軌道も上に上がってきています♪


昼下がりの午後、南向きのデッキに佇んでいると
どことなく春を感じるうららかな日もありますね。
新しい春がやってきます。
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時候の挨拶慣用句【12月】

■慣例句

師走の候
寒冷の候
初冬の候
年末ご多忙のみぎり
年末厳寒の折
年末余白少なき折
歳末多端の折
年末ご多忙のみぎり



■やわらかい表現

歳の暮れも押し迫りましたが
寒さもいっそう身にしむ今日この頃
木枯らしの季節となりました
吹く風もいっそう身にしむ年の瀬となって
歳末商戦がいっそうあわただしさをかきたて
いよいよ年も押しつまり、あわただしい季節になりました
今年も押しつまりました
今年も残り少なくなりました
師走のあわただしい季節になりました
年末ご多忙の折から
迎春の準備に何かと気忙しい折から
年の瀬例年のごとく心せわしい昨今
今年もあわただしく過ぎていこうとしており
街にジングルベルの曲が流れる頃となりました



■時候の挨拶所感

いよいよ1年の最終月、師走です。
お正月が終わると、2月は逃げるように去り、
梅が咲いたかと思いきやお彼岸が来て、
そうこうしていると桜が咲き、新生活がスタート
ゴールデンウィークもあっという間に過ぎ去ると
入梅、そして梅雨が明けると一気にお盆休みへ突入します。「ふーっ」
お盆が終わると、坂を転がるように秋の国へ
秋は祝日が多いので月日のめぐるスピードも早いです。。
紅葉から落葉の季節を過ぎるとあっという間に、、師走です^^;
ですもの1年などまさしく光陰矢のごとしです・・・

禅師のごとき落ち着いた人まで多忙で走り回るようになる
というので師走といわれるようになりました。
さすがに12月に入ると、寒さが日増しにつのり
日一日と冬至に向かって日が短くなっていきます。
季節風が吹いて、初氷がはり、霜柱が立ち始めます。

時候の挨拶としては、気象系より
年末のあわただしさを表現したものが多いですね。
若者の年末一大イベントといえば、クリスマスですね♪
「街にジングルベルの曲が流れる頃」っていうのも
時候の挨拶としてはオシャレな感じでいいかもしれませんね。

そして大掃除に年越しそばで締めです。。
あなたにとって新年が良き年でありますように。


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時候の挨拶慣用句【11月】

■慣例句

向寒の候
晩秋の候
暮秋の候
深秋の候
季秋の候
霜冷の節
霜秋のみぎり
初冬のみぎり



■やわらかい表現

朝夕は冷気が身にしむ候となりました
秋の夜長をしみじみと感じる今日この頃
うららかな小春日和が続きます
霜枯れの季節となりました
夜寒の身にしみるころとなりました
紅葉は今が見ごろの季節
落葉が舗道を敷きつめる季節
落葉焚きの煙がなつかしい季節
いく秋のさびしさをしみじみと感じる今日この頃
釣瓶落としの秋の陽の形容そのままに、日がすっかり短くなりました
冬の気配をひしひしと感じる今日この頃
冬が駆け足で近づいてくる気配がいたします



■時候の挨拶所感

11月はいよいよ霜が降りだすことから霜月といいましたが、
今ではそれは東北地方のことで、列島ではまだ秋たけて
各地で紅葉が見ごろを迎えます。
もうかれこれ10年近く前になりますが、
11月の初旬に法事で軽井沢へいったことがあるのですが、
その時にみた落葉樹の紅葉は息を呑む美しさで
脳裏に焼きついています・・・
時候の挨拶も冬とい単語よりも、まだ秋という単語の方が多いです。
「晩秋」、「深秋」、「霜秋」などなど。

しかしながら、暦の上での冬は11月8日頃です。
「小春日和」というのもこの時期に使われる時候の挨拶ですが、
立冬も過ぎて冬へと衣替えを始めるころ、
どうかすると1日ぐらいポカポカとあたたかくなる日がありますが、
これを春のうららかささながらに、小春日和と呼んでいます。
素敵な言い回しですね〜♪

そして、11月も下旬になってくると各地で初雪、初霜、初氷などの
便りが届き、暖房器具が恋しく本格的な冬の準備が始まります。
時候の挨拶としては、「初冬のみぎり」、
「冬の気配をひしひしと感じる今日この頃」などに変わってきます。



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時候の挨拶慣用句【10月】

■慣例句

仲秋の候
秋冷の候
錦秋の候
秋涼の候
夜長の候
爽涼の候
秋冷爽快の季節
菊薫る好季節
灯火親しむの候



■やわらかい表現

日ごとに秋の深まりを覚えるこの頃
菊薫る好季節となりましたが
秋気肌にしむ季節となりました
天高く馬肥ゆる秋
雲ひとつない秋日和
秋空高くさわやかな季節
読書の秋・行楽の秋・芸術の秋・味覚の秋
空も青く澄み切って、まことにさわやかな季節
おだやかな小春日和が続きます
柿の実が日増しに色濃くなる今日この頃
銀杏の葉もすっかり黄金色に変わりました
虫の音にもどことなく淋しく
山を彩る紅葉さえるころとなり
うららかな秋晴れの日が続く昨今
静かな夜長に秋の深まりを感じる今日この頃



■時候の挨拶所感

10月の異称は、神無月、神去月、鎮祭月などなど
神様と縁があるものが多くあります。。
神無月の由来は、すべての神様が出雲に集まるので
郷里では神不在となります。
そんな訳で、10月は何をするにも良い季節で
最も楽しく晴れやかな月のひとつといっていいでしょう。
読書の秋・行楽の秋・芸術の秋・味覚の秋・スポーツの秋と
人生を謳歌したいですね♪

10月の気象もも上旬、中旬、下旬とおおまかに3つに分けられます。
上旬はまだまだ台風がやってきたり、秋の長雨が続いていたりする
傾向がありますが、中旬に入ると俄然気持ちの良い秋晴れの日が
多くなってきます。まさしく時候の挨拶のあいさつとしては
「秋空高くさわやかな季節」なんかぴったりですね♪
下旬に差し掛かると、秋の深まりも増し
「静かな夜長に秋の深まりを感じる」といった時候の挨拶のあいさつが似合ってきます。
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時候の挨拶慣用句【9月】

■慣例句

初秋の候
新秋の候
秋涼の候
新秋快適の候
白露の候
灯火親しむの候
新涼のみぎり



■やわらかい表現

朝夕は日ごとに涼しさの増すこの頃
さわやかな初秋の季節となりました
日ごとに秋の気配が深くなります
秋の夜長の候と相なり
虫の音さえる季節となりました
こおろぎの声が聞こえる今日この頃
虫のコーラスに秋の気配を感じ
朝夕ようやくしのぎやすくなりました
ふるさとの秋に思いをはせる今日この頃
台風一過の秋晴れもすがすがしく
日中はまだ暑い日が続きますが
めっきりと秋めいてまいりました
初秋の空もさわやかな季節
ひと雨ごとに秋の気配が濃くなり
暑さ寒さも彼岸までと申しますが



■時候の挨拶所感

8月も終わると、1年も残すところ1/3となり
いよいよ年末に向かって時が流れていきます。
四季の美しい日本(最近やや亜熱帯化しつつありますが・・・)
いよいよ秋の国に入ります。。
とはいえ、9月といったら台風シーズンですね〜
さらに9月の中旬頃から秋の長雨のシーズンと
実際に9月はよく雨に見舞われます。

暑さ寒さも彼岸までで、秋分の日を過ぎる頃から
残暑も衰え始めすっかり過ごしやすくなってきますね。
時候の挨拶としては、とにかく「秋」という単語が
圧倒的に多くなってきます。
またこおろぎ、鈴虫等秋の虫の音も時候の挨拶にはよく出てきますね。

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時候の挨拶慣用句【8月】

■慣例句

晩夏の候
残暑の候
猛暑の候
立秋の候
残夏の候
季夏のみぎり
残暑厳しき折



■やわらかい表現

毎日厳しい暑さが続くこの頃
暑さひとしお厳しき毎日
立秋とは名ばかりの暑さですが
立秋とはいえ日中はまだ猛暑が続いて
暦の上では秋ですが、暑さ一向に衰えぬ今日この頃
秋とは申せ暑さなお厳しき折
土用明けの暑さ一段と厳しく
今が峠の暑さにじっと耐えている昨今
残暑厳しい日が続きます
今年の残暑は例年にも増して厳しいものがございます
朝夕は秋の訪れをほのかに感じ
空の色もいつしか秋めいてまいりました
虫の音にも秋の気配が感じられる今日この頃
すすきの穂波に秋風を感じる今日この頃



■時候の挨拶所感

8月は1年中で最も暑い時期で、避暑と休暇の月です。
しかし最も暑い8月8日前後、暦の上では秋になります・・・
やはりお盆の時期に、信州のかみさんの実家へ帰省するのですが、
山の季節の進み具合は早いです。
暦と同調するか如く、朝夕は秋の気配が漂ってきます。
かみさんの親戚が標高1500m位の山の中腹で、
ゴルフ練習場をやっているのですが、
お盆の時期夜遊びに行くと、なんとダルマストーブに火が入っていました。
真夏にストーブ!?
さすがにびっくりしましたが、夜になると火が欲しくなる位の
季節になっていまうのですね・・・

時候の挨拶も、そんな季節先取りで晩夏・秋・虫の音などという
単語が時候の挨拶のキーワードとして並んできます。
信州はともかく、平野部ではまだまだ厳しい残暑が続きますが・・・

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時候の挨拶慣用句【7月】

■慣例句

盛夏の候
炎暑の候
仲夏の候
大暑の候
酷暑の候
極暑の候
向暑のみぎり
暑さ厳しき折柄
炎暑しのぎたく



■やわらかい表現

梅雨もあけ、夏空がまぶしいこの頃ですが
猛暑のなか、ひと雨欲しい今日この頃ですが
今年の夏の暑さは格別に厳しいようです
今年の暑さは例年に比べてしのぎやすいとはいえ
毎日うだるような暑さが続きます
海や山の恋しい季節となりました
山や海に子供たちの歓声が響く今日この頃
蒸し暑くて寝苦しい日が続いています
遠く近くに盆踊りのおはやしの音が聞こえる季節
蝉の声が夏の暑さをうたう季節
蝉しぐれが暑さをわき立たせる季節
蝉の声がいっそう暑さを沸き立たすような
ふるさとの夏祭りがなつかしい今日この頃



■時候の挨拶所感

さあ、夏の始まりです!
このところ異常気象で冷温、冷夏などという年もありますが
たいてい夏休みと同時に梅雨が明けます。
7月の上旬・中旬は梅雨の真っ只中ですが、
7月は梅雨のイメージよりやはり梅雨が明けてやってくる
夏のイメージの方が圧倒的に強く、
時候の挨拶も、「夏が来た〜」的なものが大勢を占めています。

しかしながら、梅雨末期の大雨の時期に
「酷暑の候」とか「猛暑のなか、ひと雨欲しい今日この頃ですが」
なんていうずれた時候の挨拶は控えた方が良いでしょう・・・
あくまで、最近の天気・気象・歳時を盛り込んだ時候の挨拶
心をつないでいきたいものですね。



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時候の挨拶慣用句【6月】

■慣例句

初夏の候
梅雨の候
首夏の候
麦秋の候
薄夏の候



■やわらかい表現

梅雨の晴れ間が恋しい季節ですが
すっかり夏めいてまいりましたが
吹く風も夏めいて
うっとうしい梅雨の季節になりました
暑気日毎に厳しさを増す今日この頃
長雨続きの今日この頃
連日の雨に木々の緑も深まり
山の緑も色濃く
梅雨に打たれた紫陽花の花も色美しく
初夏の気配を感じる今日この頃
めっきり暑くなってまいりました
渓流に若鮎がおどるころとなり
夕べの涼風が待たれるこの頃



■時候の挨拶所感
 
6月といえば、ジューンブライドなんていう素敵な
キーワードがありますが、、
やはりなんといっても、うっとおしい梅雨ですよね・・・
最近では、空梅雨の年も多いですね。
確か月別の降雨量でも、6月より9月の方が多かったと思います。

とりあえずは雨も降り気温も高くなるので、
草木の生育が著しいですね。特に雑草が・・・
梅雨の谷間、雲の切れ間からのぞく太陽の強い日差しに
夏の到来を感じるのもこの頃ですね。

時候の挨拶も、梅雨の雨に打たれより鮮やかな色彩を放つ紫陽花や
増してくる暑気などを、その時々の気候に合わせた時候の挨拶
チョイスされるといいと思います。
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時候の挨拶慣用句【5月】

■慣例句

新緑の候
薫風の候
晩春の候
暮春の候
惜春の候
余夏の候
薫風のみぎり
向暑のみぎり
葉桜のみぎり



■やわらかい表現

すがすがしい初夏の季節となり
風薫る今日この頃
行く春の惜しまれる今日この頃
目には青葉山ほととぎす初鰹と申しますが
五月晴れの空に鯉のぼりがひるがえる季節となり
青葉若葉をわたる風もさわやかな季節となり
暦の上ではもう夏となり
風薫る季節となりました
吹く風もいちだんと心地よく
若葉が目にしみる季節
行く雲のたたずまいにも夏の気配が感じられる今日この頃
新茶の香りに心なごむ今日この頃
日中は汗ばむほどの暖かさ
紺碧の空に風薫る五月
新緑の色増す季節
野には萌える緑が広がり



■時候の挨拶所感

5月は、1年の中でも最も気持ちの良い時期といえます。
かみさんの故郷が信州なので、
毎年5月初めのゴールデンウィークには帰省しています。
向こうでは梅の開花と桜の開花がほぼ同時期なんですね。
このところは暖冬傾向なので、
この時期、桜もほぼ散っていて葉桜になっています。
八ヶ岳や浅間山の頂は雪を被っていて、
雪解け水が豊かな川の流れを作り、
5月とはいえ信州ではまだまだ浅い春です。

しかし、連休中はいわゆるゴールデンウェザーで
初夏さながらの陽気になりますね♪
時候の挨拶では初夏、若葉、新緑、風薫るなど
さわやかな単語が一般的な時候の挨拶ワードになってきます。

君は緑の風に乗り〜♪なんてサザンの桑田さんが唄っていました。。
緑の風ってやっぱり5月の風なのでしょうね〜
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